新作のご紹介です。
「西太后」
久しぶりの新作は中華かんざしブローチです。
中華かんざしブローチは、歴史上の(主に悲劇の)美女たちの髪を彩るかんざしをイメージしたシリーズを展開してまいりました。
新作は中国三大悪女。まさかの悪の華!?
「悪女は嫌」と顔を背ける向きもありそうですが。。。三部作でお送りします。
今日はついに3作目。
生きた時代が昔の美女から順にご紹介してまいります。
右に少しだけ見えている別のブローチが1作目と2作目です。
悪の華は美しくなければ始まらない!
しかもいまだかつてない特大サイズです。
細かいところまでみっちり作りこんだので見てください。。。!
昔某所に持ち込んだ時や某コンテストで入賞した時に、もっと質の高い材質を使った方がいい、使っていいとアドバイスを受けたことがあって、それについてのひとつの答えを含ませたのが今回の新作中華かんざしブローチシリーズだったりもします。
質への答えとして、細部までデザインが美しく、それゆえ高価な部材を色々集めてみました。
西太后は清朝の咸豊帝の妃です。
咸豊帝の死後、皇太后として子の同治帝と甥の光緒帝の二代にわたり、およそ50年実権を握り続けました。
その間、悪政により少しずつ清の国力は衰え、西太后の死からわずか3年で清朝は辛亥革命によって幕を閉じます。
三大悪女の中で唯一その姿を収めた写真がある女性でもあります。
それほど最近の時代(19世紀)の人なのです。
さすがに年齢を重ねてからの写真しかありませんが、それを基に復元された若い頃の面影は大変な美貌です。
翡翠を愛したと伝えられる西太后のテーマカラーには、もちろん翡翠緑を選びました。
様々な翡翠のような緑のジャパンヴィンテージランプワークビーズ(大きめの丸玉3種)やカボション(中央上)を西太后のために集めております。
翡翠は高価な宝石として有名ですが、今回使ったこれらのガラスのパーツたちも高価なものばかりとなりました。
美しさでかつて世界を席巻し、今も世界中で根強い人気を誇るチェリーブランドです。
小さな丸玉はスワロフスキークリスタルパールです。
縦約10cm×横約7cm
今回の三部作のすべてをご覧ください。
右上は「武則天」、下は「妲己」です。
悪女シリーズはすべてが1点ものです。
このご時世なのにどうしても高くなる販売価格、需要が不明な悪女、そして限られた数の材料を1点に注ぎ込んだためです^^
各店で発売中です。ぜひご覧ください。
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