綺麗なものを見ることは良い栄養を取ることと同じで、体の隅々まで力が満ちるような気がします。
欠かしたくない時間です。
その美術館巡りに今年の11月はなんと2つも行ってきました。。。!
1つめは渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで今月26日まで開催中のリヒテンシュタイン侯爵家の至宝展。
展覧会メインイメージのピンクのバラに惹かれて行ってきました♪
そう、こちらの絵です。。。!
なんと展示の一部が撮影可能だったんです。
ブログやSNSで撒けということなんだろうと。。。!
ありがたく撒かせていただきます^^
額縁までも隅々まで芸術品のように美しくて驚きました。
図録には額縁が除かれて、絵の部分しか載らないので残念なほどでした。
こちらのバラはナチュラルな雰囲気。
実物を前にしているから分かる、絵の具の盛り上がり。。。
瑞々しく新鮮な葡萄は粒の表面の白いブルームまでくっきり鮮やかでした。
左右一組の絵。
リヒテンシュタイン侯爵家の美術コレクションは、果物や花の絵に限らず、全体として側近くに寄って眺めることを考えて描かれている、繊細な筆遣いの絵が多い印象でした。
花の絵が美しいティーセット。。。♪
食器の絵付けも絵画と同じように繊細な筆遣いがされています。
鮮やかな色のカップとソーサー。
特に印象に残ったのはこちらの絵葉書の肖像画でした。
神々しい美少年。。。!
リヒテンシュタイン侯フランツ1世が8歳の頃の肖像画だそうです。
これほどの美貌で王子様って、もはやなにか反則では。。。
展示室でも前から立ち去りがたいほどで、思わず絵葉書を買ってしまいました^^
貴族のお屋敷にお客さんとしてお邪魔したような素敵な展覧会でした。
代々受け継いだ審美眼で選び抜いて集めた美しい絵画や調度品を、日々身近に置いて楽しんでいる様子が浮かぶようです。。。行ってよかったです。
このリヒテンシュタイン侯爵家の至宝展の半券で、上野の国立西洋美術館で来年1月26日まで開催中のハプスブルク展の入場券が100円引きになると聞き、今秋2つ目の美術館巡りへ。。。
上野に着いて、あまりの人の多さに驚きました。
平日にも関わらず、来合わせた人が口々に「なんでこんなに人がいるんだろう」と言っていたほどです。
なんと、ほぼハプスブルク展に入っていった印象です^^;
週末は大変そう。。。
ハプスブルク展は世界史の教科書に出てくるような肖像画がたくさんありました。
メインイメージの有名な青いドレスのマルガリータ・テレサは、模写の緑色のドレスと並んでいました。
去年くらいに見かけた2019年の注目の展覧会の紹介には「最強美少女来日」というパワフルな表現で紹介されてたマルガリータ・テレサ^^
小さい頃に、これが絵本やアニメのお姫様ではない本物のお姫様なんだ。。。!と初めてこの絵の写真を見た時に感激した思い出があります。
他、フランツ・ヨーゼフ1世、マリア・テレジア、マリー・アントワネット、エリザベト。。。
ハプスブルク家のコレクションの絵画は、大広間に飾って離れた場所から見て映える筆致の絵が多かったです。
肖像画ではない女性の人物画で、丸顔に縦に大きい目をした日本で言うかわいい系の顔が多かったのは興味深かったです。
ハプスブルク家の肖像画を見ると面長の人が多かったようなので、自分たちにないものに惹かれたのでしょうか。。。
面白かったのはアルブレヒト・デューラーの「ヨハネス・クレーベルガーの肖像」でした。
この肖像画は成金の悪評が高かったヨハネス・クレーベルガーが、自分が成金ではなく教養のある大人物であると示すために描かせた絵だそうですが。。。画面全体から濃厚な成金臭が漂っていました。。。^^;
そしてその絵を一族のコレクションに(面白がって?)加えたハプスブルク家って。。。!
絵画以外では鎧も見ごたえがありました。
とても細かいな部分まで美しい細工がされていました。
充実した内容の展覧会でした。
ハプスブルク展はどうしても写真が少なくて寂しい。。。
こちらはお土産売り場で見つけたお菓子です♪
パッケージのエリザベトの肖像画が綺麗です。
会場に展示されているエリザベトの肖像画とはまた別の絵です。
この絵も見たかった。。。
右はチョコレート、左はキャラメル。
左の箱は本の形になっています。
ちなみに、ハプスブルク展の半券でリヒテンシュタイン侯爵家の至宝展の入場料も100円引きだそうです。。。!
ハプスブルク展いうまでもなく素晴らしかったですし、リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展も見逃すともったいない美術展です。
リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展は会期が先に終わってしまうので、まだの方はぜひ行ってみてください♪
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