ガラスや古いアクセサリーが好きな方なら、耳にされたことがある名前かもしれません。
見る角度によって、1粒のガラスの中にブルーとブラウンが揺らぐようにきらめきます。
とくにブルーの輝きは見るもの強くを引き付けます。
モルフォチョウの翅のような色であり、夕暮れ時の空の色のような郷愁を感じさせる色合いでもあります。
サフィレットガラスはは現在は新たに製造されておらず、今この世にある限りのビンテージやアンティークのものしか手にすることができません。
製法もすでに失われてしまっているということです。
人が作り出したものならば、いつでも、いつまでも、いくらでも作れるというものではない。。。のですね。
伝えられなければ消えてしまい、取り戻すことができない。。。
これはサフィレットに限らず、他の今は当たり前にあるものでも実は同じことなんですよね。
当たり前にあったはずのものが消えてしまうかもしれないこと、人の手によって生み出されたものには、そのような儚さが常に寄り添っているのです。
そう思うと、何とロマンを感じることでしょうか。
私にとっては一粒一粒のガラスストーンやビーズたちが、そんなロマンの結晶なのです。。。
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