不思議なご縁でお世話することになったと書きました^^
今日はそのお話を♪
◇ ◇ ◇
5年程前のことになります。
横浜の大桟橋で開催されていたビーズアートショーの帰りに、最寄りの日本大通り駅構内を歩いていました。
何気なく足元を見ると、そこにアイビーの蔓が1本落ちていました。
緑の葉には見事な具合に白い斑が混ざっている、美しい蔓でした。
長さは30cmくらいはあったでしょうか。
日本大通り駅は、とてもおしゃれな雰囲気の駅です。
レンガ風の装飾、ステキなタイル画があり、近くにはグリーンも飾られていました。
駅構内という過酷な環境ですから、グリーンはもちろん造花です。
そこから何かのアクシデントで1本外れて飛ばされてきて落ちている。。。ようにその蔓は見えました。
近くのグリーンにそっと戻しておくために手に取りました。
すると、明らかに造花ではない手触り。。。!
水が通っているような、ひんやりさがありました。
造花でもなかなか見かけないほどの整った模様の斑が入った葉には、布目も見当たりません。
さらに、辺りのグリーンでアイビーが使われているものは、1つもありませんでした。
そして、行き交う人に踏まれたのか、蔓には傷がありました。
どうしたものでしょうか。。。
このまま置いていけば、また何度でも踏まれてしまい、ボロボロになったところをやがて来るであろう清掃の方に捨てられてしまうでしょう。
近くのグリーンの中に挿したところで、このアイビーは本物なのでやがて枯れてしまうでしょう。
置いていかないで。。。といわれているような気もしました。
そういえば。。。と、すっかり忘れていましたが、アイビーを育ててみたいと思っていたことがあったのを思い出しました。
連れていくしかありませんでした。
ビーズの入った紙袋でいっぱいの荷物の中に隙間を作って、蔓を差し込み、つぶれないように気にしながら帰りました。
家に着いて、蔓を傷ついたところで3つに切り分け、花瓶に差しました。
アイビーは元気があれば、水につけておくだけで根が出てくるようなので、そうしておいて見守ることにしました。
しばらくすると無事に根が出たので、何かに植え付けることにしました。
外に植えるときっと大変なことになってしまうので、ガラスの器に砂を入れての水栽培にしました^^
清潔さを保つためにたまに容器を洗って、砂を入れ替えたり、冬に葉が赤くなって驚いて、慌てて調べたり、暖かい時期に葉が枯れ落ち始めて、はらはらしながら見ていると新しい葉が出たり(新陳代謝?)。。。
そうして5年がたった今、2つ残った器の中で今日も元気に赤くなっています^^
どこかから(結局今もわかりません^^;)ちぎれて枯れる寸前だった1本のアイビーの蔓が、偶然通りかかった世話焼きに拾われ、今もぼちぼち元気で(水栽培の影響なのか、斑の量は少なめですが)いる。。。という、現代版わらしべ長者のお話でした♪
いえ。。。!「長者」は、わらしべの方ですね^^
こちらは古い写真ですが。。。背景になってもらったこともあります^^
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